おさぜん農園様は、京都府八幡市にある観光農園をメインとしたいちご農園です。 「完熟のいちごのおいしさを味わっていただきたい」との思いからいちご狩りに注力されるほか、フードロス削減につながる加工品開発、地域や子どもたちへの食育活動など、意欲的な事業展開をされています。 今回は事業ブランディングと共に「おさぜん農園の価値を伝えるサイト」として、コーポレートサイトの制作をお任せいただきました。
CONCEPT
コンセプト
おさぜん農園様の特徴は、1つの楽しみ方だけではなく複数の楽しみ方、価値を提供できること。 小さなお子さまからシニア層まで楽しめるいちご狩りはもちろんのこと、ワークショップを通した食育活動、農業に興味がある方向けの事業など、多くの価値を提供されています。
そのため、それぞれの価値を分かりやすく紹介し「実際に行ってみたい」と思わせる仕組みが必要でした。 そこでファーストビューにはビニールハウス型の大きな写真を配置し、ハウスの様子やいちごを頬張る笑顔の子どもなど、魅力が伝わるキャッチ―な印象に。 そのままスクロールすると、完熟いちごを逆さまにしたような印象的なアイコンと共に「体験する」「買う」「学ぶ」の3つのメインコンテンツが現れます。 いちごそのものの魅力を素直に伝えるカラーリング、ロケ撮影を行った現地写真がユーザーの気分を高め、自然と楽しくサイトを閲覧できる仕組みです。
POINT
ポイント
例えばBtoCとBtoBなど、異なるターゲットの事業を展開している場合、サイト上で情報を並列させるとどちらのターゲットも混乱してしまう、といった問題が起こりがちです。
おさぜん農園様の場合は「いちご狩りを楽しみたい一般消費者」をメインユーザーに定めサイト制作を進めた点が、分かりやすいサイトになったポイントです。 情報が整理されたサイトは一般のお客様だけでなくBtoBユーザーにも見やすく、サイトから伝わる魅力が新たな問い合わせを生み出します。
サイト制作後は年々順調にいちご狩りのお客様が増えているほか、ECサイトや他事業サイトなど、Webサイトをきっかけとした事業展開にもつながっています。