木下酒造様は、京都府・京丹後市で1842年から続く老舗酒蔵様です。夏酒「アイスブレーカー」のラベルデザインをきっかけに深いお付き合いが続き、2012年に一度目のWebサイトリニューアルを担当させていただきました。 2017年には、ブランドの拡大に伴い、直営店舗の改装リニューアルをお任せいただくことに。 リアルとWebの2つのチャネルを掛け合わせ、より確かなイメージを伝えるため、店舗改装と併せて二度目のWebサイトリニューアルを実施いたしました。
CONCEPT
コンセプト
本件の最も重要なコンセプトは「店舗とWebで一貫した体験を提供すること」です。
同時期にシュンビンが担当させていただいた店舗改装では、木下酒造様に眠っていた古道具や古家具を積極的に活用し、什器やカウンターとして再利用。
酒造りを支えてきた道具に再び光を当てることにより、訪れたお客様が歴史や想いを体感できる空間を作り上げました。
Webサイトにおいても伝えるメッセージは変わらず、改装後の店舗や酒造りの写真を多数掲載し、蔵人の息遣いが感じられるような没入感のあるサイトに。
木下酒造様のこだわりである「熟成酒」に関するコンテンツを充実させ、確固たる世界観を伝えるサイトに仕上げました。
POINT
ポイント
2012年の1度目のリニューアル時にも、アクセス数およびメディア掲載増加などの成果が見られましたが、2度目のリニューアルでは、特に「こだわり」や「熟成酒」のページへの流入が増加し、ユーザーの回遊率が上昇しました。
ロゴカラーである赤と黒をメインとしたデザインはどっしりと落ち着いた印象を与え、豊富な写真や独自のコンテンツはユーザーの「もっとこの酒蔵のことを知りたい」という興味を喚起します。
本件では、店舗とWebサイトのどちらもシュンビンが担当させていただいたことで、リアルとデジタルのシームレスな連携が可能となりました。
サイトを見て店舗に足を運んだお客様も、実店舗でサイトを知ったお客様も同じ世界観を体感し、ブランドへの信頼感が向上。長く愛されるブランドづくりに貢献しています。